じゃがいもの芽を食べたら症状は?毒性や毒の名前は?どこまで取るのがいい?

じゃがいも 芽

小学5年生くらいになると、家庭科の授業が始まる学校は多くなるのではないでしょうか。管理人の娘にも5年生がいますが、家庭科の授業が始まりました。

そんな家庭科の授業の中で、食中毒を起こしやすいのが、じゃがいもの芽に関する食中毒だそう。学校の菜園で栽培したじゃがいもを調理実習で調理するなんてこともあるでしょう。

じゃがいもの芽の毒性や症状、どのくらい取るのがいいのかを見ていきましょう。

 

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じゃがいもの芽を食べたら症状は?

じゃがいもの芽を食べたら、どんな症状が現れるのでしょうか。じゃがいもの毒性による症状は、吐き気や腹痛、のどの痛みがあります。

2009年に奈良県で起きた食中毒では、学校の菜園で栽培して収穫したじゃがいもを皮付きのまま、調理実習で料理して食べたら、半数以上の子供達が腹痛や吐き気を起こしてしまったそう。

症状を訴えた35人のうち、半数が救急車で病院に運ばれたそうです。

また、2006年に東京都で起きた食中毒でも、理科の授業の中で栽培したじゃがいもを収穫し、翌日、給食の調理員が皮付きのままで茹で、給食で食べたところ、のどの痛みや吐き気、腹痛を起こしてしまったそうです。

他にも、2010年、2012年、2013年には年間3件、2011年にも1件のじゃがいもによる食中毒が発生しています。

じゃがいもの毒性による症状は、のどの痛み、腹痛、吐き気があるようです。じゃがいもを皮付きのまま食べることは、ジャガイモの毒性をそのまま摂取してしまうことにもつながるので、取り除いて食べるのが良いようです。

じゃがいも 芽

 

じゃがいもの毒性や毒の名前は?どのくらい食べると危険?

じゃがいもの毒性は子供の場合、20㎎程の量でも食中毒の症状を起こすと言います。

食中毒を起こした2009年の事例では、100gあたり50㎎のソラニンが含まれていたそうです。また、ソラニンの含有量が多い皮の部分には、100g当たり104㎎のソラニンが含まれていたそう。

じゃがいもの毒性はソラニンの他に、チャコニンもあります。体重50kgの人が、ソラニンやチャコニンと言った毒性を50㎎食べると体に何らかの症状が出ると言います。

また、150㎎から300㎎食べると亡くなってしまう可能性もあるそうです。体重25kg程度の子供であれば、もっと少ない量で命に危険が及ぶでしょう。

じゃがいもの食べられる部分100gの中には平均して7.5㎎のソラニンやチャコニンを含んでいるそうです。そんなソラニンやチャコニンの内、30~80%が皮の周辺に含まれています。

また栽培している間や栽培後、日光に当たり皮が緑色になっている部分には100g当たり、ソラニンやチャコニンを100㎎以上含んでいると言います。

 

じゃがいもの芽や皮は、どこまで取るのがいい?

じゃがいもを調理するとき、じゃがいもの芽を取ることは意識することあるかもしれませんが、ソラニンの毒性は、じゃがいもの芽だけでなく緑色になった皮の部分にも多く含まれます。

1つのじゃがいもの中で、ソラニンという毒性が多く含まれているのが、緑色の皮の部分だそう。皮付きのまま、調理するときには特に注意が必要です。

じゃがいもの緑色になった皮の部分は、厚めにむき、毒性のある部分を取り除いたうえで調理する必要があります。

市販のじゃがいもでの食中毒よりも、学校や家庭の菜園で栽培したじゃがいもでの食中毒の例が多いそうです。

学校や家庭菜園で栽培するときには、ジャガイモの実が太陽に当たらないように、しっかりと土をかぶせたり、土の表面で収穫したじゃがいもや小さいじゃがいもには、毒性が多い場合があるので、食べないようにした方が良いそうです。

収穫後は長期間保存しない方がいいですが、保存するときには、直射日光が当たらないような場所に置き、芽が出やすいような高温になる場所ではなく、暗い場所に保管するのがいいようです。

また、芽や緑色になった部分だけでなく、傷がついた部分にもソラニンやチャコニンと言った毒性は多く含まれるそう。

 

じゃがいもを食べる時のポイントとは?

家庭菜園や学校、保育園、幼稚園などで収穫したじゃがいもを食べる際には、特に注意が必要です。

土の浅い部分で栽培されたじゃがいもは土の中にあったとしても、毒性があると言います。また、じゃがいもの小さいものや日光が当たって皮の部分が緑色になっているものも食べない方がいいでしょう。

食べる時には、芽を取ることはもちろん、芽の付け根の固くなった部分や傷のついた部分を取り除くこと。そして皮は厚めにむくことで、皮周辺の毒性を減らすことが出来るでしょう。

家庭菜園や学校菜園で愛情いっぱいに育てたじゃがいもだと、全て食べたい気もしますが、じゃがいもには毒性があるので注意が必要です。

 

まとめ

『じゃがいもの芽を食べたら症状は?毒性や毒の名前は?どこまで取るのがいい?』としてまとめてきました。小学校や保育園、幼稚園などの菜園で愛情いっぱいに栽培したじゃがいもなので、みんなで食べたらきっと幸せな気持ちになるのではないでしょうか。

ですが、市販ではないじゃがいもを食べる時には、じゃがいもの芽や皮をどこまで取るのか、という指導も必要かもしれません。長期間保存することはほとんどないかもしれませんが、新鮮なじゃがいもでも、毒性はあるようです。

体の小さい子供の場合には、量によっては命に危険が及ぶこともあります。周りの大人がきちんと指導することが大切ではないでしょうか。

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

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