アンチエイジングの意味とは?化粧品や食べ物で細胞を増やす方法とは?

アンチエイジング 化粧品

10代や20代の時には、アンチエイジングなんて聞いても全く興味がなかったのですが、30代40代、さらに50代60代となると、アンチエイジングって気になります。

ちまたでよく聞く、アンチエイジングという言葉。何となく、いつまでも若々しくいるためのことなんじゃないかな?とは思うんだけど、実際にはどんな意味なのかってあまり理解されていらっしゃらない方は多いのではないでしょうか。

食べ物や化粧品でアンチエイジングできる、なんて聞くと、飛びつきたくなります。ですが、その食べ物や化粧品の何がよくてアンチエイジングできるのかってよく分かりません。

そんな気にはなるけど、実際のところどう気を付けたらいいのか分かりにくい、アンチエイジングについて見ていきましょう。

 

 

アンチエイジングの意味とは?

そもそも、アンチエイジングとはどんな意味なのでしょうか。

老化防止を意味する英語で、抗老化や抗加齢とも訳す。加齢によって自然に起こる、しみやしわ、骨や筋力の衰え、動脈硬化や癌(がん)をはじめ、生活習慣病の影響でリスクが高まるさまざまな病気など、その原因を抑制することによって老化の進行を遅らせようとすること

医療、美容、健康、食品といった多くの関連分野で、抗老化に効果があるとされる方法や成分が取り上げられ、なかでも、肌の老化を改善、予防する目的で使われるアンチエイジング化粧品は、若年層から高齢者まで広く浸透している。

老化の現象には、遺伝子の異変、免疫力や細胞機能の低下、ホルモンレベルの低下、ストレスなどが密接にかかわっていることが徐々にわかってきている。このうちの病的な原因を抑制する予防医学として、食事やサプリメント、運動療法などを通じ、生活習慣の改善に取り組んでいるのが、抗加齢医学(anti-aging medicine)である。

抗加齢医学は1990年代にアメリカで始まり、日本でも、2003年(平成15)に日本抗加齢医学会が設立された。アンチエイジングのための予防医療として、生活療法、サプリメント療法、薬物療法などの臨床試験を行う環境も整いつつあり、従来の人間ドックに加え、老化の兆候を科学的に分析する抗加齢ドックの認識も広がっている。

出典:日本大百科全書(ニッポニカ)

簡単に言うと、お肌や体の衰えや病気の原因を抑えることにより、その後起きたかもしれない病気や老化を遅らせようとすること。

火の無いところに煙は立たない、と言いますが、火事になる原因を予め取り除いておくことで、煙も立たなければ、煙が大きくなる火も起こらない、と言った感じではないでしょうか。

そもそもの原因を減らすことで、その後の結果を変える、それがアンチエイジング。

美白化粧品などでも、太陽に当たったことを無しにする、なんてキャッチコピーで売り出している美容液もありますよね。太陽に当たったお肌というのは、肌内のメラニン色素に色が付きお肌をくすませる原因となります。

それを、そもそも太陽に当たったこと自体がなかったかのように、メラニン色素をもとの白い状態に戻すので、その後お肌がくすむこともない、といった考え方。

 

食べ物で細胞を増やす方法とは?

アンチエイジングに効果のある食べ物は、特に変わった食べ物というわけではなく、スーパーでお買い物できるような食品でアンチエイジングは出来ると言います。

アンチエイジングのためには、腹八分目を心がけることや規則正しい時間に、バランスの良い食品をとることが良いそう。

また、体の老化を進めてしまう活性酵素を増やさないようにする抗酸化の働きをする食品を取るのがおすすめです。

抗酸化作用のある栄養素は、ビタミンACEやポリフェノール(イソフラボン)、フラバノン、カロテノイド(リコピン、アスタキサンチン)、アントシアニン、フィトケミカルなど。

そんな栄養素をバランスよく食品から取るのがアンチエイジングに効果的です。魚や肉、卵などの動物性たんぱく質や野菜やキノコ、海藻など。

そして大豆製品、アーモンドなどのナッツ類。納豆や漬物、ヨーグルトなどの発酵食品も抗酸化作用に期待できます。

また昨今注目されている食べ物として、古来から栄養価が高いとされてきた、キヌアやアマランサス、ザクロ、チアシードなどのスーパーフードもおすすめです。

手軽にスーパーフードを取るには、グラノーラがおすすめです。朝食や小腹が空いた時にも手軽に食べることが出来ます。ヨーグルトやフルーツと合わせた朝食として、毎日の日課にするのも良さそうです。



化粧品で細胞を増やす方法とは?

そもそもお肌には、細胞を生まれ変わらせる働きがあるので、年齢を重ねたとはいえ細胞は再生しています。ですが歳を重ねるにつれ、細胞は生まれ変わりにくくなり、結果的に細胞が減ってしまうことになります。

下の図は、お肌の表皮と真皮を表しています。幹細胞と言われる、皮膚の生まれ変わりをつかさどる細胞の量(緑色部分)が、20代のときと60代のときでは、かなり減っているのが分かります。

アンチエイジング 化粧品

写真の緑色の部分が、幹細胞。幹細胞は、真皮や表皮の始まりの細胞。どんな臓器になっている細胞もさかのぼっていくと幹細胞となり、幹細胞はどんな臓器にも変化が出来ると言われている細胞です。

つまりお肌を作る細胞も、臓器を作る細胞も元をただせば幹細胞ということです。そんなどんな体の部分にもなることの出来る幹細胞が活発に生まれてくれれば、お肌はいつもいきいきと新しいお肌を保つことが出来ます。

ですが、幹細胞は、年齢とともに生まれにくくなります。幹細胞が生まれにくくなると、新しい細胞を作ることが出来ないので、お肌には古い細胞が残ることになります。

肌に古い細胞が残るということは、しわやたるみの原因となりお肌を老化させてしまいます。

そんな減ってしまう細胞を増やすことが出来たらいいですよね。20代のままの細胞量を60歳になってもキープすることが出来たら、肌の老化を感じることもないのでしょう。

そんな幹細胞を活発にさせることに着目したのが、こちらの高級クリーム。

女性のお肌の悩みは、しわやたるみ、美白、肌荒れ改善など多岐にわたります。そんな女性の希望を叶える為には、幹細胞の生まれ変わりを助け、新しい細胞を増やすことが必要ではないでしょうか。

新しい細胞Aが出来れば、増えた細胞がまた次の細胞を生み出し、次の細胞が次の次の細胞を作り出す。そんな風に細胞を増やし続けてくれます。

イメージで言うとこんな風に…。

アンチエイジング 化粧品

ですが、 細胞の生まれ変わりが行われないと、その後に増えるはずだった細胞は増えることはありません。イメージで言うとこんな感じ…。

 

まとめ

『アンチエイジングの意味とは?化粧品や食べ物で細胞を増やす方法とは?』としてまとめてきました。年齢による老化は止めることが出来ません。

ですがそのスピードを遅らせることで、病にかかることなく年齢を重ねていくことが出来るのではないでしょうか。

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。