コロナウイルス感染が心配な中ではありますが、小学校や中学校へ通う子供たちの成長は止められません。日々成長し続ける子供たちにとっては、コロナ禍であっても楽しく学校生活をさせてやりたいもの。
そんな子供たちの学校でPTAの役目を務める親御さんもたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。思うように行事が行えない中、広報誌で新任の挨拶をされるという会長さんもいらっしゃるかもしれません。
そんなコロナ禍での小学校・中学校のPTA会長の挨拶にふさわしい文例をまとめます。
目次
小学校PTA会長広報誌文例｜コロナ禍にふさわしい言葉とは?
新型コロナの影響により、思うようなPTA活動が行えない学校は多いのではないでしょうか。気分が沈みがちな中だからこそ、明るい未来へと気持ちを向けられるような挨拶があると、広報誌を読む保護者の気分も明るくなるような気がします。
ボランティアのお願いを伴った小学校PTA会長挨拶
皆様、日ごろはPTA活動に対しご理解・ご協力をいただきありがとうございます。本来であれば毎年4月に第〇回〇〇委員会を開催しておりますが、コロナ禍で休校が長期化したため、〇月の開催となりました。また各学校でPTAの取り組みに戸惑いが出ている中、今までと同様に〇〇委員会が開催できたことに対し、先生方・PTA会員の皆様に感謝申し上げます。
今年度、行事の中止・縮小・変更などに伴い、PTA活動にも少し変化が生じてきます。その変化に対しては臨機応変に対応してまいります。その中で、先生方より依頼があった学校の消毒についてお願いです。今、〇〇〇〇部を中心にボランティアを募集しており、〇〇人ほどの方からご協力をいただき今月から活動を始めております。この消毒活動は長期化することが考えられ、一人でも多くの方にご協力をいただきたいと思っております。まず『自分のお子さんの教室を一度だけやってみよう』という気持ちで大丈夫です。ご興味おなる方はぜひPTA役員に一言かけてください。一人一回の協力で大きな力になります。よろしくお願いします。
『開けない夜はないと信じて…』と激励のこもった小学校PTA会長挨拶
令和〇年度〇〇小学校PTA会長を務めさせていただきます〇〇〇〇です。歴史ある〇〇小学校のPTA会長という大役を仰せつかることになり、その責任の重さを痛感し、身の引き締まる思いでございます。
〇〇小学校保護者の皆様、〇〇校長先生をはじめとする先生方、そして地域の皆様には日頃よりPTA活動に対して、ご理解とご協力を賜り心から感謝申し上げます。
〇年度末より全国的に新型コロナウイルスの感染が拡大しています。子供たちの安全のため学校行事の中止や縮小、学校の臨時休業が続いており、子供たちの精神面や学習面への影響が心配されます。
このような先の見えない状況の中ですが、開けない夜はないと信じて、一日も早く子供たちの笑顔で地域を明るく照らせる日を取り戻せるように、保護者・学校・地域が一体となって知恵を出し合い、この国難の時代を乗り切りましょう。
一年間どうぞよろしくお願いいたします。
体育大会の感動が印象的な小学校PTA会長挨拶
今年度より、PTA会長を拝命いたしました〇〇〇〇〇と申します。前々年度、PTA役員を引き受けた時には、広報誌に挨拶を載せることになるとは夢にも思っていませんでした。なにぶん経験不足で頼りなく感じることも多々あるとは思いますがよろしくお願いいたします。
昨年度は副会長として、PTA活動に参加させていただきましたが、会長となって改めて、実行委員の皆様、保護者の皆様、校長先生をはじめとする先生方、そして地域の皆様に支えられていることを実感、そして感謝しております。
体育大会を本部席で観覧しましたが、どの子供たちも笑顔で協議・演技に取り組んでいました。この笑顔を絶やさないような学校づくりに協力していけたらと心から感じました。
様々な問題も出てくるとは思いますが、役員一同真摯に対応していきたいと思っております。
これから一年間の任期の間、子供たちのためと思い、皆様どうかご理解・ご協力をお願い申し上げます。
『子供たちのため』という言葉が印象的な小学校PTA会長挨拶
昨年度に引き続き、平成〇〇年度PTA会長を務めさせていただくことになりました〇〇〇〇です。二年目となりますが、より一層気持ちを引き締めて務めさせていただく所存でございます。
本年度も、昨年度と同様「〇〇〇〇〇〇〇」をモットーに、一人でも多くの保護者の皆様に、一つでも多くのPTA活動にごさんか・ご協力いただき、家庭と学校、そして地域が三位一体となった「子供たちのため」のPTA活動を目指していきたいと考えております。
また本年度より「〇〇〇おやじの会」も設立し、『お父さんパワー』もお借りできることになりました。
保護者の皆様方には、本校のPTA活動により一層のご理解とお力添えのほど、よろしくお願い申し上げまして就任のご挨拶とさせていただきます。
新制度の紹介が印象的な小学校PTA会長挨拶
はじめまして本年度PTA会長をさせていただくことになりました〇〇と申します。何卒よろしくお願いいたします。
前年度は副会長としましてPTA活動に初めて参加させていただき、前会長の〇〇さんを手伝いながら一年間過ごしてまいりましたが、まだまだ分からないことばかりですので、会員の皆様には、何かとご面倒をかけることがあるかもしれませんが、ご容赦いただけるようお願いいたします。
さて私も昨年からPTA活動に参加し、その内容を少しかじり始めた程度でありますが、多くの会員の方々にとりましてはPTAの存在は縁遠いもの、もしくはなんだか面倒そうなものとして意識されているのではないかと思います。
本年度からPTAの役員もしくは〇〇委員としての参加だけでなく、活動の補助をしていただく〇〇〇〇制度を実施してまいりますので、実際の活動を応援の形で参加していただき、PTA活動の内容を知っていただくことによって理解を深めてもらい、気軽に参加できるPTA活動になるよう私たちの方からみなさまに働きかけていきたいと思います。
今年一年間よろしくお願いいたします。
中学校PTA会長広報誌文例｜コロナ禍にふさわしい言葉とは?
小学校よりも少し成長した中学校の子供たち。卒業にあたっては、それぞれの進路を選ぶことになる子供さんが多い中学校だからこそ、目標を掲げることで、前を向いてもらうこともできるかもしれません。
年間テーマを掲げた中学校PTA会長挨拶
現在、世界中が新型コロナウイルス感染症の影響を受け、新しい生活様式が求められています。そのような状況の中、子供たちが笑顔で安心して学校に通えるように、今年度は、『〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇』を年間テーマに活動を進めていきたいと思います。
感染症だけでなく、子供たちの周りにはいじめ問題、ネットモラル問題、通学路での安全の確保など様々な課題があります。核家族化が進み、ひとり親家庭が増え、共働き家庭が主流になるなど、家庭環境も変化しています。
PTA活動も従来のやり方ではなく、時代の変化に応じた活動を行っていく必要があると思います。通学時間に少しだけ通学路に立ってみる、参観日に通学路を歩いてみるなど、できることをできるだけ、少しずつご協力いただけると子供たちは安心して学校に通うことができると思います。
また保護者として大人が学ぶことも必要ですが、子供と一緒に参加できるPTA活動であれば、親子一緒に笑顔で過ごすことができるでしょう。そのような活動も取り入れながら、学校にも家庭にも、そして地域にもたくさんの笑顔があふれるよう活動してまいりたいと思います。
『子供たちが成長できる』という言葉が印象的な中学校PTA会長挨拶
今年度は異例の形で新年度がスタートしました。そのような中でも〇月の学校再開で、学校には子供たちの笑顔と笑い声が満ちています。新型コロナウイルス感染防止の観点から様々な制約の中ですが、子供たちなりに学校生活を楽しんているのではないでしょうか。安全な学校再開へ向けて、様々な対策・工夫・努力をしてくださった先生方に心から感謝いたします。
新型コロナウイルスによる活動制限もありますが、PTAとして子供たちが成長できるようサポートしていきたいと思っております。
保護者の皆様にはこのような情勢でもPTA活動にご理解をいただきありがとうございます。今後も、学校・家庭・地域のつながりを大切にして、子供たちが安心・安全に学校生活を送れるよう尽力したいと思っております。
保護者の皆さん、本年度もご協力よろしくお願いします。
まとめ
『PTA小中学校会長広報誌文例｜コロナ禍にふさわしい挨拶の言葉とは？』としてまとめてきました。新型コロナの流行により、それまで普通だと思ってきたPTA活動を行うことができなくなってしまいました。
学校で教育を受ける子供たちの活動を最優先したうえで、子供たちを支えるPTA活動の火も絶やすことなく、続けていけるといいなと思います。
素敵な広報誌の会長挨拶、まとめてくださいね。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
