幼稚園・保育所などでの保育料の無償化されることが決まっています。幼稚園児や保育所に通わせる年齢の子供さんがいるご家庭では、家計の負担が少なくなり朗報ですね。
幼稚園の年少~年長までの年齢の保育料と言うと、2万円程と言うところもあります。子供さんが年齢が近ければ4~5万円ほど月々負担することになります。
保育料の他にも習い事をさせたり、家族で旅行に行ったり、外食したり、衣服を買ったり、将来のための貯金など、いくらあっても足りないくらいではないでしょうか。
2019年2月12日追記
2019年2月12日の閣議で幼児教育・保育の無償化が閣議決定されました。2019年10月からは、幼稚園や保育園・認定こども園などでは、保育料が無償化となります。
目次
幼稚園無償化は2019年のいつから?
幼児教育と保育の無償化による幼稚園の無償化は、2019年10月から。2020年4月からの実施予定だったのが、半年前倒しとなり実施されます。
既に幼稚園や保育所などに通わせている子供さんがいらっしゃるご家庭では、今すぐにでも無償化してほしいところかもしれません。2018年度に年長の学年の子供さんには、全く恩恵を受けられないので残念なところですね。
2019年度に年長の子供さんは、10月以降の半年分の保育料が無料となるそうです。半年分と言うと私立幼稚園だと15万円弱くらいでしょうか。幼稚園が無料になると聞いて、習い事をさせたい、なんていうご家庭もあるようです。消費拡大になっていいですね。
国に先駆けて無償化する福岡県大任町と宮崎県都農町、長崎県小値賀町
国の方針では、幼児教育・保育所の利用料の保護者の負担を無償にするのは、2019年10月から。
でも、福岡県大任町では、国よりも半年早く2019年4月から町内の幼稚園や保育所の利用料を無償化するそうです。財源は、好調な道の駅での売り上げからの寄付金を当てるそう。
また、宮崎県児湯群都農町では、2015年度(平成27年度)からすでに町内の保育料の無償化を始めています。都農町では、パートでも月48時間以上の就労があれば、保育料が無償化されるそうです。財源は、ふるさと納税を当てているそうです。
また、長崎県北松浦郡小値賀町でも町内のこども園などに入園させている世帯では、保育料が無料となっているそうです。財源は過疎債を充てており、町おこしの一環も担っているようです。
なぜ幼稚園や保育所を無料にする必要があるの?
幼稚園や保育所などの保育料を無料にするのは、消費税が10%に上がるタイミングでの子育て世帯の経済的負担を軽くするためだと言われています。
それに、消費税が上がるとなると、人々が考えるのが駆け込み需要。消費税が少しでも安いうちに欲しいと思っていたものを買っておこう!と思うのは当然のことですよね。
1万円の商品も消費税率8%だとしたら、1万800円。でも10%となると1万1000円です。10万円の商品ともなれば2,000円違ってきます。
300万円の車でも買おうものなら、6万円も違ってきます。子育て世帯だとしたら、かなりいいチャイルドシートを買うことも出来そうです。駆け込み需要をしたくなる気持ちも分かります。
消費税が8%に引き上げられた後、その反動から景気が低迷したとの政府の反省があるそうです。なので、子育て世帯の負担となっている保育料を無償化することで、少しでも消費税率を上げた後の景気低迷を防ぎたい!そんな意味合いがあるようです。
保育料無償化に対するママ・パパの声
幼稚園や保育園などの保育料を無償化する法案、そもそもそんなところよりも、手を付けて欲しいところがあるんじゃないの?なんて意見も聞かれます。
実際に子供を持つお母さんやお父さんはどんな風に感じていらっしゃるのでしょうか。
先日、30代で お子さんを保育園に入れて共働き中のご夫婦と話していたら、
「なんで保育園無償化するんでしょう? 全然嬉しくないです。それより消費税を上げないでほしい。そっちの方が影響が大きい。保育料は一時的なものだから。」
っておっしゃってました。
なるほどな って思いましたよ。— しろ (@ssirro) August 31, 2019
し、信じられない。
来月からの保育料が2万近く上がってる😱💦💦
去年から時短なのに上がり過ぎじゃない?!
家計の負担が半端ない。もう無償化とか変なことするから誰も救われないじゃないか。
— Pekepom (@peke_pom) August 31, 2019
まとめ
『幼稚園無償化は2019年のいつから?なぜ無料にする必要があるの?』としてまとめてきました。幼稚園や保育所、こども園などの保育料を無償化することで、景気低迷を打破したい政府。各市町村では、子供の保育料を無料にすることで、町おこし、人口の増加を促進させたいようです。
我が家では年の近い子供たちが私立幼稚園に通い、習い事もさせていたりと、かなり経済的に負担な時期がありました。
周りの子たちを見ると、いくつも習い事をさせていて、子供には早いうちから情操教育をするのがいいなんてことを聞くと、家計が少しくらい厳しくなっても何とかしてやりたいと思ってしまいます。
子供を育てるのには、かなりの費用が掛かります。保育料の負担を理由に少子化が加速されることのないように、子育てすることのデメリットである経済的負担を少しでも軽く、幸せに育つ子供たちがたくさんいるといいですね。
2019年2月12日の閣議で幼児教育保育の無償化が決定となりました。10月からはいよいよ保育料が無償化となります。対象年齢の子供さんをお持ちのご家庭では、家計の負担が軽減されるといいですね。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。