子供を持つお母さんどおしのお友達をママ友と言いますが、ママ友との人間関係に疲れると感じているお母さんは多いようです。
顔で笑って、心でイライラして、お母さん業も大変です。ママ友との人間関係に疲れた、と感じていらっしゃる方のために、なぜママ友との人間関係が疲れるのか、ランチ会に行きたくないのか。
その心理をまとめていきます。あなたがランチ会に行きたくないと思うのは当然のことです。
優位性を見せたいママのマウンティング
マウンティング、という言葉をご存知でしょうか。マウンティングとは、サルなどの動物が、自分の優位性を見せるために、相手を後ろから押さえつける、威圧するような行動を言います。
お猿さんのボスが一般のおさるに対して、「俺がボスだ!」と大きい態度をしにたり、群れの中で優位性を示したりするマウンティング。
この行動、ママさんのランチ会でも同じようなことがあると思いませんか?
「私は〇〇大学を卒業していて、夫の職業は〇〇で、年収はあなたの家庭よりもずいぶん多いのよ。」と直接は言わないまでも、言葉や会話の端々に、そんなマウンティングが垣間見られるママ友っているのではないでしょうか。
家庭、仕事、収入、子供、夫、自分など、全てにおいてママ友の中で、優位に立っている自分を見せたい。そんな人達とのランチ会、楽しいわけがありません。
自分を認めさせたい承認欲求の強いママ
承認欲求とは、自分を誰かに認めて欲しい。認められたい、と思う感情を言います。アブラハム・マズローは、人間の欲求を次の5段階に分けています。
- 自己実現の欲求
- 承認の欲求
- 所属と愛の欲求
- 安全の欲求
- 生理的欲求
ママ友とのランチ会でも、認めて欲しい、という承認欲求の強い方、いらっしゃるのではないでしょうか。とにかく自分のことを認めて欲しい。自分の存在をアピールしたい。
「すごーい。」「いいですねー!」と言われることで、承認欲求を満たす。聞かされている方は、もやもやとした時間を過ごすことになるのでしょう。
内向性と外向性の違い
ここまで、マウンティングや承認欲求について見てきました。どちらもママ友に限らず、これまでの人間関係の中で一度は遭遇していらっしゃるのではないでしょうか。
そんなマウンティングや承認欲求の他にも、性格の違いによって、ランチ会を楽しめる人と楽しめない人がいます。
それが、内向性と外向性の違い。内向的な性格の人は、一人でじっくりと物事に取り組むことを好み、一人で時間を過ごすことが好きなタイプ。多くの人といると、ストレスを感じて疲れてしまいます。
本を読んだり、文章を書いたり、何かを作ったりと言った、一人で楽しめる活動に楽しみを見出します。
逆に外向的な性格の人は、話すことや多くの人と集まることが好きで、他人と一緒に時間を過ごすことでストレスが解消されるようなタイプ。
自己主張がはっきりしていて、にぎやかな場所では水を得た魚のように楽しむことができます。
ママ友とのランチ会に向くタイプとは?
ここまで、内向的な人と外交的な人のタイプをまとめてきました。ママ友とのランチ会などの場に向いているのは、もちろん外交的なタイプの人ではないでしょうか。
だからと言って、外交的なタイプの人ばかりがランチ会に集まるわけではないでしょう。子供のお友達のママだし、幼稚園や保育園、学校の情報を得た方がいいだろうし、お付き合いもした方がいいだろうし、無理には断りづらいし…。
そんな気持ちで参加してしまっている人は、内向的な性格なのかもしれません。思い切って、楽しめないランチ会は、断ってしまった方が、精神衛生上いいのではないでしょうか。
まとめ
『ママ友との人間関係が疲れる!ランチ会に行きたくない人の心理学』としてまとめてきました。心理学的にママ友との人間関係を見てみると、ランチ会に行きたくない人の気持ちは説明がつくのではないでしょうか。
人間関係で何かモヤモヤしてしまう時には、『この心理って、なんだっけ?』と冷静になって考えてみたり、自慢話の多いママさんを見たら、『マウンティングしているおさるさん』と割り切ってしまうのも、人間関係を楽にするコツかもしれません。
自慢の多いママさんの顔が、おさるさんに見えてくるかもしれません^^。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。