扶養を外れるタイミングや損しない金額や条件は?主婦のパート・学生アルバイト必見!

扶養 外れる

会社員の旦那さんを持つ奥さんや大学生などの子供さんがアルバイトで働くときに気になる『扶養』という言葉。

パートの主婦であっても学生のアルバイトであっても、働き過ぎると税金がかかったり保険料を払ったりしなければならなくなるらしい、と聞いたことがあるのではないでしょうか。

そんな分かっているようでよく分からない『扶養』という言葉。実際にはどういったものなのでしょう。扶養を外れる時の損しない金額って、いくらなのでしょう。

このページでは、勤務先からの所得が1,000万円以下の世帯主の扶養家族(妻や子供など)の場合について解説していきます。

世帯主は男女どちらであっても代わりはありません。例えば、世帯主のお母さんの大学生の息子さんのアルバイトの場合であっても扶養を外れるタイミングや損しない金額は同じです。

 

扶養を外れるタイミングや損しない金額や条件は?主婦のパート・学生アルバイト必見!

そもそも扶養(ふよう)というのは、『住民税』『所得税』『社会保険料』『配偶者控除』に関して適用されている制度です。

  • 住民税
  • 所得税
  • 社会保険料
  • 配偶者控除

この4つの税金や保険料などには、それぞれ扶養を超える金額が決められています。その金額を超えると、税金や保険料として支払う必要があります。

では、いくらを越えればそれぞれの税金や保険料を支払わなくなるのでしょうか。扶養を外れることなく、損しない金額をまとめていきます。

 

住民税は、100万円 【注】地域によって93万円からの場合あり

まず住民税には、都道府県税と市区町村税があります。県・府・道に払う税金と市・区・町・村に払う税金です。この二つの税金を合わせて、住民税と呼んでいます。

  • 県・府・道に払う税金
  • 市・区・町・村に払う税金

住民税は、『100万円の壁』とも呼ばれていて、100万円から住民税が課せられることになります。ですので、住民税の扶養を外れることなく損しない金額は、100万円ということになります。

では住民税とは、いくらくらいのものなのでしょうか。これは、お住まいの自治体によってまちまちです。

例えば、会社員の妻で愛知県名古屋市の37歳の控除なしの人が101万円の収入がある場合。民税は、6,700円となります。また、130万円の収入だとすると、33,800円の住民税となります。

100万円の場合には0円の住民税ですが、100万円を1円超えるだけで6,200円の住民税がかかることになります。微妙な金額の時には、注意が必要ですね。

住民税をここでは、100万円の壁として紹介しました。ですが、お住まい自治体によっては、93万円から住民税が課税される地域もあります。お住まいの自治体の住民税の壁が93万円なのか、96.5万円なのか、97万円なのか、100万円なのか、お近くの税務署にお問い合わせいただくといいかもしれません。

 

所得税は、103万円

次に、所得税について見ていきます。所得税の壁は、103万円です。103万円を超えると所得税が課税されることになります。

ですので、所得税の扶養を外れることなく、損しない金額は103万円となります。

 

社会保険料は会社の規模により、130万円か106万円

社会保険料の場合は、パートやアルバイトとして勤めていらっしゃる会社の従業員が、500名以下なのか、501名以上なのかで金額が変わってきます。

例えば、500名以下の会社の場合。社会保険料の扶養を外れることなく存しない金額は、130万円となります。また、従業員数501名以上の会社の場合には、扶養を外れることなく損しない金額は、106万円となります。

24万円程の開きがあることになりますね。従業員が501名以上の大きな会社では、社会保険料の壁106万円であるのに対し、500名以下の会社では130万円。

従業員数の多い会社ほど、社会保険料の手当が充実しているとも言えますよね。

 

配偶者控除の扶養を外れることなく損しない金額は、103万円

『配偶者』のつく控除には、『配偶者控除』と『配偶者特別控除』があります。配偶者控除は38万円。妻の収入が103万円をこえると控除されなくなります。

配偶者控除の扶養を外ることのない金額は、103万円となります。

 

配偶者特別控除の扶養を外れることなく損しない金額は、150万円

配偶者特別控除は、会社員(所得1,000万円以下)の夫のお給料に控除されるもの。150万円以下ならば、38万円が控除され課税対象から外れることになります。

150万円を超えると201万円まで階段のように段階的に減額されていきます。そして、160万円の壁というものもあり、世帯収入を減らさないためには、160万円までは頑張って稼いだ方が、手取りが減らないというメリットがあるそうです。

妻の収入が201万円を超えると、配偶者特別控除は0円となります。

150万円を超えてしまったのなら、一気に160万円以上稼ぐ方が、会社員の夫を持つパートやアルバイトの主婦には賢い選択のようです。

 

住民税・所得税・社会保険料・配偶者控除|それぞれの壁の損しない金額まとめ

 

金  額 住民税 所得税 社会保険料 配偶者
控除
配偶者
特別控除
0~ 有り
100万円の住民税の壁 有り
有り
103万円の所得税の壁 有り
有り
(106万円の社会保険料の壁) (〇) 有り
(〇) 有り
130万円の社会保険料の壁 有り
有り
150万円の
配偶者特別控除の壁
減額
減額
160万円の壁 減額
〇  減額
201万円の壁 〇  無し
金  額 住民税 所得税 社会保険料 配偶者控除 配偶者
特別控除

 

【まとめ】扶養を外れるタイミングや損しない金額や条件は?主婦のパート・学生アルバイト必見!

『扶養を外れるタイミングや損しない金額や条件は?主婦のパート・学生アルバイト必見!』としてまとめてきました。

会社員の夫を持つパートの妻や学生アルバイトの方は、夏休みや繁忙期などに頑張ってお仕事をしたら、扶養から外れる金額に達してしまった、なんてこともあるかもしれません。

扶養を大幅に外れる金額ならば、損しない金額まで働いてしまうのがいいのでしょうが、ギリギリの金額の場合は、扶養の範囲内に収めたいと思うのではないでしょうか。

実際、管理人も学生の時に、夏休みのアルバイトを一生懸命やり過ぎて103万円を超えてしまったことがあります。学生だったので、所得税を親に払ってもらったこともありました。

学生アルバイトだと、時間のある限りアルバイトをしておこづかいを稼ぎたいと思い、扶養がどうの、なんて考えていないこともあるかもしれません。大学生などの子供さんを持つ親御さんは、子供さんに教えてあげるといいかもですよ。

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。