グリーン化特例とは?自動車税が対象車・軽自動車はいくらお得?中古車には重課も?2021年版

グリーン化特例 中古車

自動車を購入するのは、誰しも大きな出費なのではないでしょうか。車体費用だけでなく、自動車税などの税金や登録料など、様々な費用が掛かります。

このページでは、グリーン化特例により安くなる自動車税について詳しく見ていきます。

 

 

グリーン化特例とは?自動車税が安くなる

グリーン化特例とは、自動車を新規購入した際に支払う自動車税を安くするというもの。自動車税はそもそも燃費や性能に応じて決められています。

 

グリーン化特例の対象車は?

グリーン化特例の対象者は、電気自動車や2020年度燃費基準+30%、+10%達成している自動車となっています。

 

グリーン化特例で軽自動車の自動車税はいくらお得?

グリーン化特例で軽自動車の自動車税は、いくら安くなるのでしょうか。軽自動車の自動車税はそもそも10,800円。

環境に配慮した軽自動車を購入する際には最大75%の税金が減額されますので、2,700円ということになります。

10,800円の自動車税が2,700円でよいということは、8,100円もお得に。

 

グリーン化特例で中古車には重課も?購入から13年超えるときは注意

自動車税が減額され、新車購入の際にはうれしいグリーン化特例ではありますが、中古車購入の際には適用されません。

中古車を購入する際の自動車税は、軽自動車の場合、25,000円(2021年2月現在)。1500㏄~2,000㏄の自動車では、36,000円となっています。

グリーン化特例はそもそも環境に配慮した車に乗ることで地球環境を美しく保ちましょうというもの。古い車に関しては、重課(税金をかけること)で買い替えを促す目的もあるようです。

グリーン化特例 軽自動車

自動車が購入から13年たつと、自動車税が増税されることになります。例えば軽自動車の場合、13年未満なら29,500円のところ、13年たつと34,000円となり、4,500円の増税に。

さらに1500㏄~2000㏄の自動車の場合、13年未満なら39,500円ですが、13年たつと6,000円高くなり45,500円となります。

 

グリーン化特例は2021年度までに延長!その内容とは?

グリーン化特例は2021年3月末日までの特例でしたが、2021年度税制改正により、2023年3月末日までに延長されました。

ですが軽減される内容には、若干の変更もあります。電気自動車などについては2023年度末までとなっても75%の税金が安くなることに変わりはありません。

ですが2020年度燃費基準+30%、+10%達成者に関しては、税金の減額がありません。グリーン化特例延長と一言で言っても、特例に当てはまらない車も多数出てくることになります。

 

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まとめ

『グリーン化特例とは?自動車税が対象車・軽自動車はいくらお得?中古車には重課も?2021年版』としてまとめてきました。

脱炭素社会を目指す世界の動きからかなり遅れを取っている日本。地球環境にやさしい自動車の普及のためではありつつも、税金が安くなるのはうれしいものです。

環境に配慮した車を適度に買い替えることで、地球環境にもお財布にも優しい自動車ライフを送りたいものです。

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。