子供さんがいらっしゃるご家庭では、PTAのお仕事を引き受けていらっしゃる方はたくさんいらっしゃることと思います。その中でもPTA会長という重責を担っていらっしゃる方もいるかもしれませんね。
PTA会長の大きな仕事の1つが、式典でのあいさつ。それが卒業式や入学式ではないでしょうか。入学式のあいさつは、新入生の緊張した姿と真新しい制服がまぶしくて、子供の成長を感じます。
新しい生活にドキドキワクワクしながら、入学してきた子供たちの前でのPTA会長の祝辞。PTA会長のあいさつに相応しい例文を3つ紹介します。
目次
PTA挨拶|中学校入学式での会長祝辞 文例/例文3選!お祝いの言葉を紹介!
入学式は、真新しい制服を着た、新一年生たちが緊張と不安と希望に胸を膨らませながら整列していることと思います。そんな新一年生に送るお祝いの言葉に相応しい3つの例文を見ていきましょう。
文例1/新入生への言葉、在校生への言葉がバランスよく盛り込まれた祝辞
平成〇〇年度の入学式にあたりまして、PTAを代表しお祝いの言葉を申し上げます。今日ここに入学式を迎えられた新入生の皆さん、入学おめでとうございます。そして保護者の皆様にも心よりお祝いを申し上げます。また、〇〇様を始めご来賓の皆様におかれましては、お忙しい中ご来賓を賜り、新入生の門出を共に祝っていただきますことを厚く御礼を申し上げます。
さて、真新しい制服に身を包んで、中学生になられた皆さんは、今どんな気持ちですが、私自身、その頃を思い出してみますと、今の皆さんと同じ思いではないかと思います。少し大人になったような気持ちが心のどこかにあって、大きな期待感を持ちながらも少し不安な気持ちがあって、緊張していたことを思い出します。中学校の生活は教科ごとに変わり、教科担任制や部活動など、小学校の生活とは違った環境になりますが、早く生活に慣れていただきたいと思います。
今日参列している3年生と2年生の先輩たちも同じ経験を経て、今ではたくましいかぎりで学業・部活動などにおいて、素晴らしい実績を残しています。多くの先輩たちが築いてきた〇中の良き伝統に馴染み先輩たちをお手本にしながら、〇中生の一員として活躍できるよう頑張ってください。3年生2年生の皆さんは、頼れる先輩として、後輩を温かく見守り、色々な面でリードしていただければありがたいと思います。
そして新入生の皆さん。中学校の生活はたった三年間しかありません。これまで以上に一日一日を大切にして、色々なことに興味関心を持って、色々なことに挑戦してほしいと思います。
もう一つ、新入生の皆さんは、友人をなるべくたくさん作って欲しいと思います。そして、これからの三年間、ともに学び、共に語らい、共に汗を流し涙する中で、一人でもいいから心から付き合える何でも話しあえる真の友を見つけてください。
皆さんのそう言う意欲に対して、適切な指導が出来る指導力のある〇〇中学校の先生方ですので、保護者の皆様におかれましても、信頼してお子さまを預けて頂きたいと思います。
いまさら言う間でもありませんが、子供の育成は、学校教育のみで済まされるものではありません。やはり家庭教育、地域教育、学校教育の連携によって支えていくものであり、当然のことであると思います。PTA活動も地域教育の一環として保護者の皆様との連携によって進めてまいりたいと考えております。ご理解とご協力をお願いいたします。
結びにあたり、新入生の皆さん、保護者の皆さんには、重ねてお祝いを申し上げるとともに、校長先生を初め、諸先生方並びにご来賓の皆様には、末永いお力添えとご指導をお願いいたしまして、私からの挨拶とさせていただきます。
平成〇〇年〇月〇日〇〇中学校PTA会長〇〇〇〇
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文例2/中学校生活での自覚を促す言葉が盛り込まれた祝辞
平成〇〇年度〇〇中学校新入生〇〇名の皆さん、ご入学おめでとうございます。並びにお子さまの晴れの日を迎えられました保護者の皆様にもPTAを代表いたしまして、心からお祝いを申し上げます。
さて新入生の皆さんは、今日から晴れて、この〇〇中学校の一員となりました。真新しい制服に身を包み、不安な面持ちで、先ほど校門をくぐった皆さんも校長先生から入学の許可をいただき、緊張もほぐれてきたかのように思います。。
これから始まる中学校生活は、当然のことながら小学校とは全く違います。ここにいるたくさんの先輩方もみな未来ある自分について考え、その姿を思い描いて、それに向かって、勉強や部活動、様々な構内活動に日々努力しています。
中学生は何事にも自分で考え、責任ある行動をすることが求められます。それは、社会という大人の世界へと巣立つ準備であり、自立に向けた、人としての成長の証であるからです。しかし、それには自らを律する強い気持ちが必要です。三年間という時間は、皆さんに平等に与えられています。それをどう使うかは、皆さんそれぞれです。
未来というと幾分遠い先のように思えますが、今日明日一日一日がつながって、未来へと続いているのです。それを忘れずに毎日を大切にしてください。自分の為に、これは、自分の私利私欲だけを考えるということではありません。日常の中には楽しいこと得意なことばかりではなく、気の進まないこと、つらく思えること、面倒と思えること、自分には無理だと感じることも当然誰にでもあるでしょう。むしろその方が多いかもれません。
しかし、それを成し遂げること、または、成し遂げる努力を惜しまないことは、誰の為でもなく、結果自分自身の為になっていくのです。努力の先には、必ずや今よりも成長した自分が待っています。
皆さんには、何事にも努力を惜しまずに、精いっぱい取り組んで欲しいと願い、三年後立派に成長した、皆さんの姿を目にすることが出来るよう活躍を楽しみにしています。
結びに今日の良き日に、たくさんの来賓の皆様にご臨席を賜りまして、心より御礼を申し上げます。PTAといたしましても、学校、家庭、地域がともに連携をし、生徒たちを取り巻く環境をさらに向上してまいりたいと思います。
校長先生を始め、みな様、地域の皆様におかれましては、成長していく子供たちを、今後も温かく、そして時には、厳しくご指導賜りますよう、御願いを申し上げますととに、保護者の皆様には、本校PTA へのご理解とご協力を御願い申し上げまして、お祝いの言葉といたします。本日は誠におめでとうございます。
平成〇〇年〇月〇日〇〇中学校PTA会長〇〇〇〇
文例3/シンプルながら、春らしいお祝いの言葉がちりばめられた祝辞
新一年生の皆さん、ご入学おめでとうございます。校庭の桜の花が満開になりましたが、今日は皆さんが小学校を卒業した名残惜しさからか、名残雪が舞っております。ですが今日の入学式、こういった天気もいいかと思います。
春になりまして、春は植物が最も強く成長する季節です。人間にとっては、これから始まる中学校生活が、心、体、知識が最も成長する時期と私は思います。それぞれが将来の目標に向かい、勉強、部活にと中学校生活を満喫し思い出に残る中学校生活を送って欲しいと思います。
先生方、将来の社会を担う子供たちの義務教育の仕上げのご指導、また将来の目標の花を咲かせるために、惜しみない愛情を注いで接していたければと思っております。よろしくお願いいたします。
保護者の皆様におかれまして、お子さまのご入学大変おめでとうございます。他の地域からの方もいらっしゃいますが、本日のご縁に親交を深めていただきたいと思います。またご来賓の皆様には、小学校より日々子どもたちを見守っていただき、ありがとうございます。今後とも末永いお力添えを宜しくお願いしたいと思います。今日は大変おめでとうございます。以上で私からのあいさつとさせていただきます。
平成〇〇年〇月〇日〇〇中学校PTA会長〇〇〇〇
まとめ
『PTA挨拶|中学校入学式での会長祝辞 文例/例文3選!お祝いの言葉を紹介!』としてまとめてきました。入学式は、卒業式とは打って変わって、緊張と希望でいっぱいの新一年生の入学を祝います。
中学校の入学式での祝辞の構成は主にこのようなものとなってます。
- 新入生、保護者へのお祝いの言葉
- 中学校生活についての言葉
- 保護者、来賓、先生方への挨拶
- 最後の言葉
祝辞のおもな内容は、このようなものが多いようです。構成の順番は、話される方の間隔で前後しているようです。話されるPTA会長さんのオリジナルの構成が子どもたちや保護者など、聞いている人を飽きさせない祝辞となるように思います。聞いている人の印象に残る祝辞だといいですね。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。