子供さんが小学校に入学すると、幼稚園や保育園とは違って、自分で荷物を持って登校しないといけなくなることと思います。週初めの月曜日ともなれば、ランドセルに上履き、体操服に給食袋。
防災頭巾や習字道具に絵の具セット、部活バッグなどなど。子どもたちの学校で使う用品って色々とあります。そんな時に、体操服を入れる袋がリュック型でランドセルの上から背負えるタイプだと子供たちの登下校も少し楽になるかもしれません。
体操服などの着替えは、リュック型の巾着袋に入れている、と言う小学生の子供さん、多いのではないでしょうか。両手が開くことで、少し子供も楽になるようです。
そんな体操服を入れる、裏地付きでマチもあって、切り替えもあるリュック型巾着袋。子供さんの好きな生地で手作りしてあげたいと考えているお母さん、おばあちゃんいらっしゃることと思います。このページでは、ミシンを使って簡単に作れるリュック型の巾着袋の作り方を紹介します。
目次
リュック巾着袋サイズ
材料|表生地と裏地のサイズやアクリルテープやひもの長さは?
この他に、アクリルひもが3mから3.4mほど必要です。アクリルひもは太めの方が背負いやすいかもしれません。例えば、3mだと1.5mずつにして使います。写真は、3mのアクリルひもを半分に切り、1.5mにして使用しています。
体の大きい子や高学年の子供さんには、3.4mくらいあるといいかもしれません。ひもを二重にして背負うのではなく、一本だけ引っ張り出して背負うと3mほどのひもでも、ゆったりと背負うことが出来そうです。
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作り方動画|切り替えあり、裏地あり、マチ付きだけど、簡単!
解説なしの動画はこちらになります。
作り方を解説している動画はこちらになります。
作り方手順|切り替えや持ち手、裏地付きの作り方を解説!
①本体表布と切り替え布を縫い合わせます。縫い代は、全て1㎝としています。表に返して、コバステッチで押さえます。
②本体の両脇を縫います。表布の縫いどまりは、上部から10cmです。そこから2cmのところに7cmにカットしたアクリルテープを挟み込みます。縫い代を開いて、マチを縫い合わせます。
③裏地の両脇を縫いどまりから底まで縫います。裏地の縫いどまりは、上部から4.5cmです。底も縫い、縫い代を開いてマチを縫います。
④アイロンで表布・裏地の縫い代を開きます。裏地をひっくり返して、表地の内側に重ねます。表地と裏地の縫いどまりを合わせて、裏地と縫い合わせます。他の布を縫いこまないように、よけておきます。
⑤裏地を引っ張り出して、表布と裏地のマチとマチを縫い合わせます。
なので、入れたものを取り出すときに、裏地が浮いてくることがありません。
⑥口部分から表に返します。表布をひもが通せるように、アイロンで三つ折りにします。1cm折り、更に3cm折り曲げます。
⑦中心から6.5cm離れたところに持ち手を縫い付けます。持ち手を表から押さえてステッチをかけます。
アクリルテープを使わないで、共生地での持ち手とタブを作る方法|サイズは?
⑧アクリルテープがない時には、下記のサイズで生地を断って持ち手にしてもいいですね。底の部分のタブも生地で作る場合には、7cm×6cmのサイズにします。
⑨タブの部分を生地で作ってもいいですね。7センチの長さのタブにしたいので、縫い代を1cm折り曲げてステッチをかけます。丈夫にしたいときには縫い代を多めにしてもいいですね。
まとめ
『体操服入れの作り方|リュック巾着袋(裏地&マチ&切り替えあり)を動画で解説!』としてまとめてきました。出来るだけ簡単に作れるように解説したいと思って動画やコンテンツを作りましたが、いかがでしたか?
裏地と表布を縫いどまり通しを縫い合わせる部分が少し難しかったかもしれません。もし難しければ、手縫いしてもいいかなと思います。ハンドメイドに必要なものは、技術ではなく愛情だと思います。子供さんやお孫さんの笑顔を心に描きながら、作ってあげる時間。とっても幸せなひと時ですよね。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。