扶養範囲内(社会保険)130万円超えたら税金額いくら?交通費や手取り条件は?2018年版

扶養

子供さんが少しずつ大きくなって来ると、少しずつお母さんの働く時間を長くすることもできるようになってくることと思います。

手がかかった子供の世話が少し減ったのはいいんだけど、次は学費もかかるようになり、おこづかいや定期代も必要に。遠くの大学に通ったりするときには、仕送りしてやったり家賃も払ったり。親の負担は大きくなるばかりですね。

そんな子供の学費にお金がかかる世帯のお母さんたちは、パートやアルバイトとして働く時間を少しずつ長くしていらっしゃるのではないでしょうか。

働く時間を増やして月額の手取りを増やすと、月額の税金額はいくらになるのでしょう。交通費は含まれる?社会保険の扶養範囲内である130万円を超えたら気になる条件あれこれを見ていきましょう。

 

 

社会保険の扶養範囲内130万円を超えたら保険料と年金額はいくら?2018版

社会保険の扶養範囲内である130万円を超えたら税金額はいくらになるのかを見ていきましょう。正確な税金額は、各自治体によって変わってきますが、ここでは、愛知県についての2018年(平成30年5月納付分)からの税金額を紹介します。

数百円前後の違いがあるので、正確には、各自治体の健康保険料額をご確認くださいね。

愛知県で130万円の壁を越えたら、社会保険料はこのようになっています。40歳未満は、介護保険の聴衆がないので少し安い金額となっています。40歳を超えると介護保険料の負担が始まりますので、少し高い金額となっています。

月額収入 健康保険 厚生年金
40歳未満/
介護保険負担なし
40歳以上/
介護保険負担あり
勤務先
との折半
勤務先との折半 勤務先との折半
101,000円~107,000円 5,148円 5,964円 9,516
107,000円~114,000円 5,445円 6,308円 10,065
122,000円~130,000円 6,237円 7,226円 11,529
130,000円~138,000円 6,633円 7,684円 12,261
155,000円~165,000円 7,920円 9,176円 14,640
165,000円~175,000円 8,415円 9,749円 15,555
175,000円~185,000円 8,910円 10,323円 16,470
185,000円~195,000円 9,405円 10,896円 17,385
195,000円~210,000円 9,900円 11,470円 18,300
210,000円~230,000円 10,890円 12,617円 20,130
230,000円~250,000円 11,880円 13,764円 21,960
250,000円~270,000円 12,870円 14,911円 23,790
270,000円~290,000円 13,860円 16,058円 25,620
290,000円~310,000円 14,850円 17,205円 27,450

簡単にまとめると、このようになっています。全額負担する場合には、下記の金額の倍となります。

  • 月収10万円の会社が半分負担してくれる40歳未満の方は、4,851円。40歳以上の方は、5,620円。
  • 月収12万5,000円の会社が半分負担してくれる40歳未満の方は、6,237円。40歳以上の方は、7,226円。
  • 月収15万円の会社が半分負担してくれる40歳未満の方は、7,425円。40歳以上の方は、8,602円。
  • 月収17万5,000円の会社が半分負担してくれる40歳未満の方は、8,910円。40歳以上の方は、10,323円。
  • 月収20万円の会社が半分負担してくれる40歳未満の方は、9,900円。40歳以上の方は、11,470円。

40歳以上の方の場合、月収が上がるほど介護保険料の負担は大きくなっていくようです。社会保険料の金額は、各自治体によって異なります。全国健康保険協会に加入している方は、

全国健康保険協会(協会けんぽ)のページで被保険者の方の健康保険料額(平成30年4月から)

で検索することが出来ます。

 

 

社会保険扶養範囲内の計算に交通費は含む?月額手取り金額の条件は?

会社員の夫の扶養家族となっている配偶者(妻)には、配偶者として扶養の様々な控除があります。

ですが、社会保険の扶養範囲内である130万円以内にとどめるのではなく、多少保険料金を払ってでも手取りを増やしたいと思ったとき、社会保険の扶養を外れる金額は130万円。

この130万円という月収には、交通費も家族手当や住宅手当などの手当も含んだ合計金額が月収として計算されます

年収130万円になった時点で扶養範囲内を越えたと判断されるのではなく、年収130万円稼ぐ見込みがあるという手取り金額になった時点で扶養から外れることになることが多いようです

年収130万円 ÷ 12か月 = 10万8,333円

と計算して、 月収が10万8,333円を超えたら、扶養範囲を外れ、社会保険料を支払うことになるようです。

保険を見直して家計を節約するなら、ファイナンシャルプランナーに相談!

 

【まとめ】扶養範囲内(社会保険)130万円超えたら税金額いくら?交通費や手取り条件は?2018年版

『扶養範囲内(社会保険)130万円超えたら税金額いくら?交通費や手取り条件は?2018版』としてまとめてきました。せっかく収入を増やそうと思って、働く時間を増やしたのに、社会保険料に所得税、厚生年金が引かれたりして、結局働き損だったなんてことになると悲しいですね。

税金や保険を払っても、世帯収入が増える金額で働きたいところです。

このページでは、年収1,220円以下の会社員をもつご家庭の配偶者の方の場合として見てきました。年収1,220万円超える会社員の世帯では、配偶者に対する控除がありません。

 

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。